お客様本位の業務運営に関する方針について

株式会社ワオナス(以下、「当社」といいます。)は、健全な経営に徹するとともに、⾼い倫理観と道徳概念を持ち、業務運営において、常にお客様本位での思考を中⼼に置き、お客様に真摯に向き合っていくため、以下の⽅針を定めます。

 

当社の経営理念
「ご縁のある全ての方に愛情のこもったファイナンシャルプランを提供する」

当社は、生命保険業をはじめとする多様な事業を通じてお客様が抱える「将来への漠然とした不安」を解消し、より豊かな生活を送ることで日本の未来を明るくすることを目指しております。 ご縁のある全て方に愛情をもって接し、相談業務に取り組むことで穏やかな暮らしをサポートして参ります。

1)お客様の考えに寄り添った業務運営

当社は、基本理念に則り、お客様の⼀⽣の担当として、お客様が真に求める「穏やかさ」を提供し続けるため、お客様のご意向に寄り添いあらゆる業務運営においてお客様本位の思考に基づいた⾏動をするよう努めてまいります。

【取組み内容】

  1. 1. 当社社員が「お客さまのご意向」を社内にて定期的に報告し、その内容を半期ごとに取りまとめて改善に取り組みます。取り組み状況は本部にて進捗管理し、早期改善を目指します。
  2. 2. 早急に対応が必要な場合は、定期報告時期を待たずに本部に至急連絡し、業務管理責任者の判断において早急に対応できるよう努めます。

【KPI】

  1. 1. 年4回、業務管理責任者による取りまとめ状況を役員へ報告
  2. 2. 1か月に1回、緊急性のある報告事項がないかの確認を行う

2)保険商品のご提案

当社は、生命保険・損害保険において複数の保険会社商品を取り扱う保険のプロフェッショナルとして、法令等を遵守し、以下を徹底するよう努めます。

【取り組み内容】

  1. 1. お客さまのご意向等を踏まえたご提案
    お客さまのご意向を細かいヒアリングを通じて、お客さまの知識や経験、財産状況、及び商品の購入目的を総合的視点に基づいて、お客さまのご意向・ご希望や実情に沿った最適なプランを推奨商品と比較し、ご提案するよう努めます。
    特に、市場リスクが存在する商品においては、お客さまの年齢、投資知識や経験を考慮に入れ、商品内容やリスク内容等について⼗分な説明をして理解いただけるよう努めます。
  2. 2. 契約概要・注意喚起情報等を用いたご提案
    お客さまに商品内容や商品の仕組みをご理解いただけるよう、「契約概要」「注意喚起情報」等の記載事項について⼗分な説明に努めます。
  3. 3. ⾼齢のお客さま等へのご提案
    ⾼齢のお客さまに対し、きめ細やかなご説明を⾏うことで、お客さまにご提案内容を⼗分にご理解いただいたうえでご契約をお預かりするように努めます。
  4. 4. 重要な情報の開示
    変額保険や外貨建て保険等の特定保険契約については、市場リスクをお客さまが負う特性を有する商品であるため、お客さまにご負担いただく費用を開示します。
  5. 5. 手数料等の明確化
    (1)お客様の課題解決に必要な場合は金融商品を提案いたしますが、その商品をお客様がご購入された場合は、弊社は金融機関より所定の手数料を受領します。
    (2)お客様にご負担いただく料金や、弊社が金融機関より手数料を受領する可能性については初回面談の際にご説明いたします。

【KPI】

  1. 1. 生命保険13カ月及び 25カ月継続率
  2. 2. 生命保険の早期消滅件数
  3. 3. 生命保険の⾼齢者(70歳以上)の親族同席件数と苦情件数
  4. 4. 生命保険の「お客さまにご負担いただく費用」を原因とした苦情件数
  5. 5. 手数料についての説明実施率

3)アフター・フォローと保険⾦・給付⾦のお支払い

当社は、ご契約後もお客さまアフター・フォロー活動を⾏うことで、⻑期に渡りご安⼼を継続的に提供することに努めます。 また、保険⾦・給付⾦のお支払いにおいても、当社において重要な責務であるため、お客さま本位の視点から契約内容を分かりやすくご案内すると共に、対応の必要性を把握し、対応が必要な場合は迅速な対応に努めます。

【取り組み内容】

  1. 1. お客さまとの定期的なコンタクト
    お客さまと2年に1回以上の直接コンタクトをとることで、お客さまのライフサイクルの変化や環境・状況の変化を把握する機会を持ち、必要に応じてご加入中の保険契約の保全手続きやメンテナンスをご案内します。 また、ニュースレターやハガキ等で常にお客様が連絡をしやすい環境を整備し、年2回以上の情報発信を行います。
  2. 2. 保険⾦・給付⾦の請求漏れの解消
    アフター・フォローの一環として、ご契約の後に定期的コンタクトを取る過程で保険⾦・給付⾦の請求漏れに関する注意喚起を⾏い、保険⾦・給付⾦請求漏れを無くすように努めます。

【KPI】

全営業社員2年に1回以上のコンタクトの有無及び年2回以上のレター等での情報発信

4)運営方針の浸透に関する取り組み

当社は、役員・社員がお客さま本位で⾏動していくため、研修体系等の整備、及び当方針の浸透と徹底に向けた取り組みを進めてまいります。

【取り組み内容】

  1. 1. 在籍者への継続教育
    毎週実施している研修において、社員の知識レベルの維持・向上を図ると共に、四半期に一度本方針の取り組み内容を周知し、全社員が本取り組みに常に意識できるよう努めます。
  2. 2. 新入社員への周知
    新入社員へ実施する研修で本方針の取り組みを徹底的に伝え、勤務歴に関わらず全社員への周知・浸透に努めます。

【KPI】

  1. 1. 半期ごと本方針の取り組み内容における研修実施の有無
  2. 2. 新規入社者への研修における本方針の理解度チェック実施の有無

5)利益相反の管理

当社は、お客さまの利益が不当に害されることがないように、利益相反取引等の管理に努めます。

【利益相反取引とは】

  1. 1. お客さまの利益と当社の利益とが相反する可能性のある取引
  2. 2. お客さまの利益が当社の他のお客さまの不利益となる可能性のある取引
  3. 3. 当社が保有するお客さまに関する情報を、お客さまの同意を得ないで利用する取引

【取り組み内容】

  1. 1. 適正な管理
    利益相反取引等の業務管理責任者を定め、一元的な管理を⾏うと共に、利益相反の可能性がある取引を⾏おうとするときは管理責任者への事前の相談・報告を義務付け、適切に管理いたします。
  2. 2. 販売実績動向の把握
    半期に一度、当社の販売傾向を分析し、提供会社からの手数料との因果関係を分析の上、是正すべき問題の有無を把握し、対応いたします。

【KPI】

  1. 1. 利益相反取引等の管理責任者から役員への報告の有無
  2. 2. 年2回の販売傾向と手数料の分析、また是正が必要であった場合の対応の有無

⾦融庁「顧客本位の業務運営に関する原則」と当社運営方針の対応関係

原則 対応する当社運営方針
原則2
顧客の最善の利益の追求
1)お客様の考えに寄り添った業務運営
2)保険商品のご提案
4)運営方針の浸透に関する取り組み
原則3
利益相反の適切な管理
5)利益相反の管理
原則4
手数料等の明確化
2)保険商品のご提案
原則5
重要な情報の分かりやすい提供
2)保険商品のご提案
原則6
顧客にふさわしいサービスの提供
2)保険商品のご提案
3)アフター・フォローと保険金・給付金のお支払い
4)運営方針の浸透に関する取り組み
原則7
従業員に対する適切な動機づけの枠組み等
1)お客様の考えに寄り添った業務運営
4)運営方針の浸透に関する取り組み

2025年5月1日制定

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